馬蹄型の小銭入れ

小銭入れといえば、ファスナーで開け閉めする布や薄皮性、もしくはビニールの小銭入れを思い浮かべる方が多いのではないかと思います。現在の若い人たちはきっと馬蹄型の小銭入れは嵩張りますし、それだけで外出しようと思うと、いくつも持ち歩かなければならないのです。

1つで全種類(自分がどれに当て嵌まるのかを知ることも時には大切かもしれません)のコインがしこたま入って、ポケット(服のポケットに入るくらいコンパクトな製品をポケットサイズなんて表現します)やカバンに収納出来る布やビニールの小銭入れはとても便利ですよね。特にレザー(牛、豚、クロコダイル、カンガルーなどが一般的でしょうか)の小銭入れは丈夫ですし、高級感も漂うというもの。

小銭入れといった呼び方が相応しいのかどうかは判りないのですが、薄型を愛(ギブアンドテイクではなく、ギブアンドギブの精神が大切です。何かと引き換えにということでは、取引になってしまいます)用する人が多いのは納得です。でもね、今皆さんがお持ちの小銭入れはあくまでも小銭入れ、本当に小銭入れと言った名前が似合うのはやはり馬蹄型だと私は思います。

100円玉には100円玉用の、10円玉には10円玉用の馬蹄型の小銭入れを車に並べていた時代(地デジ化によってアナログテレビの歴史に幕が下りましたが、今でも一部地域では見られるそうです)が少々懐かしいと言えると思います。個人的には小銭ばかりでお札が寂しいので長財布(小銭入れがついていないタイプのものも珍しくありません)が使いづらいと言うのが辛い処です。